だいたいNBA

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ポポヴィッチはデジョンテ・マレーをどう見ているか、他

ポポヴィッチはデジョンテ・マレーをどう見ているか

サンズとのプレシーズンマッチが行われましたが、まあ、特に語ることもなく……レナードすごいうまいね、ぐらいしか言うことがないっす。プレシーズンマッチのたかだか1試合の内容からレギュラーシーズン全体を貫く何か本質的なことがわかるわけではありませんし、そもそもKが素人感想あれこれ書いても大概的外れでしょうし、あれこれ考えたり語ったりするのは楽しいものですが、ここはインサイダーがどういう目でプレーヤーやチームを見ているかを知るほうが有益でしょう。例によってSAENがスパーズの細かいニュースを最もよく提供してくれてますのでそこからいくつか。

まずポポヴィッチのプレシーズンマッチでの新人選手に対する見方はかなり明快で、「誰がフィットして、よく学んで、素晴らしいチームメイトになって、自分の役割を受け入れられるかだ。それを主に見ている。誰がやるべきことに誠実に打ち込めるか、誰がチームメイトに最もよく応えられるか、そういうところを見たい。目先の戦術的な理解よりもそういう内面的なものを重視してるよ。」というものです。

“It’s who fits, who can learn, who will make a great teammate, who can accept a role,” Popovich said. “That’s mainly what I look for with the new guys that are young. You want to see who has a work ethic, who responds to teammates the best. More of the intangibles, I guess, than Os and Xs right now.” 

 この前にデジョンテ・マレーのドラフト指名とスパーズの育成・スカウティング思想で検討したように、スパーズの選手に対する評価の仕方は「能力よりも人格・人間性を重視する」という点で非常に特徴的なわけですが、それがここでも貫かれているということでしょう。マレーはこの辺は大丈夫そう、というのも検討済みなのでこの話はいいとします。

んで、このSAENの記事にはマレーがパーカーの言うことによく耳を傾けているらしい、ということも書かれている。ビュフォードGMはマレーをPGで使うのかSGで使うのかを聞かれて「いやー、まだわからないな、これから実際にプレーを見てそれからの話だよねー」みたいなとぼけたことをいってましたが、チームとしてはやっぱりパーカーの次を担うPGに育てたいのでしょう。

19歳でスパーズに入ったドラフト1巡目のPGということで共通点の多い二人ですが、パーカーがルーキーシーズンの第5戦からスターターを務めた一方、マレーに関してはそうは行かないというのが現在のスパーズの見方のようです。ポポヴィッチは「マレーはバスケットボールのことをまだよくわかってない。大学で1年プレーしただけで、全くの初学者でしかない。学ばなければならないことがたくさんある。ポテンシャルは明らかにある。でもどれだけ長くかかるか心配だ」と語ったうえで、「4試合した後でパーカーにボールをもたせたけど、2,3年プロでプレーしてたから全然ビビってなかったね。彼はすでにたくさんバスケットボールをプレーしてきていた。マレーは明らかにそれとは事情が違う。もっと時間がかかると思うよ」とマレーの置かれている状況についてコメントしています。

"The analogy we use is that he's like a newborn colt," Popovich said of Murray. "He looks like he's going to fall down, he's so gangly. He's new to the game. He only played one year at Washington, so he's truly a neophyte. He has a lot to learn. There's potential there, obviously. I'm anxious to see how long it takes him."

"I gave Tony the ball after four games and he ran the show," Popovich said. "He had played two or three years of professional ball (in France), so he wasn't intimidated by anything. He had played a lot of basketball. Dejounte obviously is not in that situation. I would think it would take longer." 

わかっていたことではありますが、今年はほぼ役に立たないでしょう。このチームのいいところは「その時」が来るまで1年でも2年でも待てるということですし、「その時」が来るまで我慢して待てる選手なら必ず大きく成長できることです。ファンの立場でできることはじっくり構えていることぐらいでしょう。

ディアウさんは今日もコーヒーを飲む。どこででも飲む。

ジャズの公式からしてこういう扱いですよ。もはや業界においてハムの人ならぬコーヒーの人ぐらいの存在となっているのではなかろうか。ディアウさんとコーヒーといえばロッカールームにエスプレッソメーカーをおいていることで一部で「どうかしてる」「もう依存症レベルでしょ」と話題になりました。

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しかしながら、ディアウさんの依存症たる所以は他の写真にさらに強烈に現れています。まずは合衆国はニューメキシコ州にあるホワイトサンズ国定公園でのこの一枚。

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更にグランドキャニオンでのこれ。

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電気も何もない広大なアメリカの大自然に佇むネスプレッソっぽいアレ……。バッテリー使ってでも動かしたいのか。ここまで来ると依存症というより、生命活動に不可欠なのではないか、ディアウロボの燃料的なものなのではないかという気がしてきます。ジャズはゲータレードの代わりに試合中にくれてやるといいと思うよ。

ディアウさんインスタは、ダンディ過ぎて見てるこっちの目が潰れそうなディアウさんの御尊影と、普通に超美麗なディアウさんの手によるお写真が見れてマニア必見でござんす。ダンディ目潰しと目の保養が同時にできるなんておとくだね。