だいたいNBA

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スパーズがニコラス・ラプロヴィットラをウェイブ、ボナーさん求職中

スパーズがニコラス・ラプロヴィットラをウェイブ

オフィシャルリリース。言い換えれば、マレーをトップチームに置く機会を増やすということですよね。同じタイミングでフォーブスをオースティンにアサインするリリースも出してますが、マレーはそうではないし。もっとプレータイムを与えたほうがいいと思うんですが、現場の判断として、思ってたよりも使えるということなのか、Dリーグでプレーさせるよりもトップチームに帯同させたほうが成長がはやいということなのか。ここ最近出た試合では内容が良かったとはいえ、戦力としてはラプロヴィットラのほうが上なのは間違いないので、やや意図を図りかねます。これでチーム成績が落ちてきたり、プレータイムが減ることでマレーの成長が遅れたりしたら元も子もないですが。まあ、考えがあってのことでしょう。あとでビュフォードGMポポヴィッチが理由を語ってくれるといいんですが、余計なことは言わないか。

(12/29 22:00 追記:ラプロヴィットラのウェイブについて、ジノビリの「(ラプロヴィットラの問題ではなく)チームの問題。チームには最初から3番めのPGがいたから」という発言あり。要は、マレーの成長待ち、マレーが一定のところまでくる間に3番手のPGを代わりに勤めてほしい、そういう意図でそもそもスパーズがラプロヴィットラと契約したのではないかと推測できます。SAENのトム・オースボーン記者の記事はそういう解釈、あるいはインサイダーにそういう話を聞いたか。マレーについてポポヴィッチは「もっとプレータイムを得ればもっとよくなる。Dリーグでプレーすることもまだあるだろう」としています。)

プレータイムがラプロヴィットラよりも少なく、能力的には現状下位互換と言わざるを得ないフォーブスを残したということは、来年を見据えての判断ではないかと推測します。来年FAのミルズ、シモンズ、ジノビリ(流石に引退かな)は契約をキープする可能性が低いと思われるので、そこにマレーとフォーブスがしっかり鍛えられた状態でスコンと2番手に入るといいな、という目論見ではなかろうか。Dリーグではもう打てば入るレベルに近いので、後は徹底的にフィジカルとディフェンスを鍛えてものになってくれれば、という感じです。もう何度も書いてますが、シューティングに関しては天才なので、成功できるかどうかはそれ以外の部分(特にディフェンス)での成長にかかっていると思います。

ラプロヴィットラは実際かなり上手い選手だと思っているので、ウェイブするのはもったいないです。どこかPGで困っているチームで雇ったげて欲しい。2番手としても3番手としても十分な力はあると思います。でもヨーロッパのほうがいいオファーあるかな。

ボナーさん求職中

こないだ書こうと思って忘れてた。ロースターが1枠空いた今こそボナーさん復活の時!上であれこれ書きましたが、本当は今回のウェイブはボナーさん復帰のフリであると確信しております。Kぐらいになると分かるんだよね、こういうこと。

2003年のNBAドラフト

2003年ドラフトといえば、同じ年にディアウさん(21位)とボナーさん(45位)が指名されるという奇跡のグランドクロスが発生したことで史上最高のドラフトとして知られているわけですが、よくよく見てみるとレブロンとかメロとかすげーじゃん、普通に大豊作じゃん、という感じです。後半部分は冗談ですが(前半は本気)、よく見たら51位にカイル・コーバーおるやんけ!ということに最近気づきました。コーバーって顔が若いし、ホークスに移籍してから(再?)ブレイクしたのでまだ30そこらかの感覚だったんですが、もう35歳だったのか。未だに垢抜けない地方の大学生みたいなルックスのゴードン・ヘイワードにも、5年後ぐらいに「えっ!もう30こえてんの!?」みたいな感じで驚くんだろうなあ。