だいたいNBA

Kだよ。だいたいNBAのことを書くのです。だいたいスパーズのことを書くのです。

カイル・アンダーソンの技術

こないだ書こうと思って忘れてたんだけども、BBALLBREAKDOWNのセラー・チレアの記事が非常に出来がいいので読みましょう。カイル・アンダーソンの攻守両面の多彩な技術、インテリジェンスの高さ、サイズの優位を活かすプレーについてこれほど良く書けてるも…

プレーオフ出れてよかったね、オースティン優勝してよかったね、今年のドラフト予想はやらないかも、ルカ・ドンチッチは"mystery"ではない、の話。

プレーオフ出れてよかったね 絶対プレーオフに出るスパーズの光の力と絶対プレーオフに出れないゲイの闇の力の戦いとか適当なこと書いたらここまでもつれてしまった。ゲイの闇の力やばすぎでしょ……。レナードなしでよくここまでやったなとも言えますが、見方…

スパーズのスターターPGがトニー・パーカーからデジョンテ・マレーへ

ついに来るべき時が来た。スパーズは今日のペイサーズ戦でスターターのPGをパーカーからマレーへ変更、しかも怪我のリハビリのための負担軽減目的ではなく、恒常的な変更のようです。SAENのトム・オースボーン記者の記事あたりを読みましょう。 ポポヴィッチ…

NBAはsmallにはならない

small lineupないしsmall ballの拡大 以前「ウィングの質がチームの質を決める、3ウィングが今後主流になる」と書きましたが、今回はそれに関する話をします。 現在NBAにおいてsmall lineupないしsmall ballと呼ばれる戦術が主流になっている、少なくとも将…

リハビリお写真帳 Vol.07

(クリックで拡大。1600x1070px。はてなfotolifeにオリジナル) 季節感が無。

バスケの季節

NBAの新シーズン始まる。まだ開幕の2試合とスパーズ対ウルブズ戦しか観てませんが、そんなに暇でもないのでそう何試合も見れない。今年もスパーズを中心に適宜面白そうなのを観る感じでしょうか。 ウォリアーズとロケッツの試合はボックススコアをどう見ても…

日本語版Wikipediaに項目のあるNBA選手のウィングスパンの数値を信用してはいけません

NBA

先日ラスベガスで例の銃乱射事件があって、ラスベガス出身であるレイカーズのスティーブン・ジマーマンが心を痛めている、というニュースを読んで、あれ、ジマーマンって別のチームにいなかったっけ?と全く別のことに気が向いてしまう。なんとも注意散漫な…

今年のGMアンケート

NBA

NBA.comに今年のやつが出ていた。目についた項目について感想。 今日から新しいチームを始めるとして誰でも一人選手を選べるとしたら誰にするか、という項目で今年も一番人気なのがカール=アンソニー・タウンズ。去年よりも票が集まってませんが、まだ若く…

プレータイムの多さが前十字靭帯(ACL)損傷を引き起こすわけではない

Orthopedics誌掲載のOkoroha他の論文。要約を更にざっくり要約して翻訳すると、 前十字靭帯損傷(Anterior Cruciate Ligament Injury 以下ACL損傷)を負ったプレーヤーの、負傷した試合でのプレータイムは、そのシーズンの1試合あたりの平均プレータイムやキ…

イップスについて

このブログでESPNのトム・ハーバーストロウ記者による、フリースローとイップスについての記事を二度紹介しました。ビッグマンに極端にFT%が悪い選手が多いことについて、これまで通説的だった「手が大きすぎて相対的にボールが小さいため、ピンポン玉を投げ…

リハビリお写真帳 Vol.06

全然ダメ。

グッバイDraftExpress

DraftExpressのオーナーのジョナサン・ギブニーとスカウトのマイク・シュミッツがESPNのスタッフになり、今後DraftExpressが更新されることはないそうです。 ここはとにかくスカウティングビデオとレポートが質量ともに素晴らしく、モックドラフトの精度も抜…

ファンの忠誠度、NBAコーチの年齢、コーチのなり方、ウェストブルックはトリプルダブル狙いのプレーをしていたか

ブックマークの在庫処分。 どのチームのファンが最もチームへの忠誠心が強いか HSACのニコラス・ヒースの記事。このレポートではファンの忠誠心を測る方法として、チームの勝率とスタジアムの収容率を1991-1992シーズンから取り両者の相関を調べています。相…

デリック・ホワイトとジャロン・ブロッサムゲーム

デリック・ホワイト ビュフォードGMがホワイトのことを「単にステップアップしてきたのではない、食物連鎖を駆け上がるように勝ち上がってきたのだ(He’s not only stepped up, but excelled as he’s moved up the food chain.)」と評していますが、驚くべ…

リハビリお写真帳 Vol.05

(クリックで拡大。1600x1070px。はてなfotolifeにオリジナル)

今更でもないドラフトーク2017

予想の答え合わせから まずは結果。 全体の予想は正解率5/30。ものの見事に外しまくる。ひどいもんだ。それでも去年は4つしか当たらなかったからまだ良い方よ。順位は異なるものの指名したチームが同じ場合は正解とすると、DraftExpressは15/30、nbadraft.ne…

リハビリお写真帳 Vol.4

(クリックで拡大。1600x1070px。はてなfotolifeにオリジナル) まずまず。

NBAドラフト予想2017

個人的に毎年やってるもので 概要。 ポジション分析が大前提。 置きに行きません。 スパーズ以外のチームに関して詳しくありません。 故にめちゃくちゃ当たりません。 FAやトレードを考慮すると極端に複雑になりますし、そもそもそんなことを予想するのは不…

スパーズのドラフト指名予想

スパーズ的にはシーズンが終わったのでドラフトの予想でもしよう。デジョンテ・マレーのドラフト指名とスパーズの育成・スカウティング思想で「スパーズがマレーを狙ってたのは予想してたんだよねー」などと書いたわけですが、予想などというものは事前にす…

アダム・シルバーがOne-and-Doneルールについて考え直す必要があると言明

さて、これをどう捉えるべきか。これに関する記事は色々ありますが、NBA.co.jp、SBNationのクリスチャン・ウィンフィールド記者の記事、Yahoo Sportsのベン・ロウバック記者の記事あたりを抑えておけば一応足りそうです。 ウィンフィールドの記事は現地5月31…

リハビリお写真帳 Vol.03

(クリックで拡大。1500x1003px。はてなfotolifeにオリジナル)

レブロン・ジェームズのフリースロールーティンの変遷と苦闘

ESPNのトム・ハーバーストロウ記者による記事。前に取り上げた同記者の記事の続編というべきか。 今期のレブロンのFT%は.674で通算の.740に比べて明らかに低い数字で、18種類もの異なるルーティンをシーズン中に試すなど、シーズン通してリズムをつかめなか…

リハビリお写真帳 Vol.02

(クリックで拡大。1500x1003px。はてなfotolifeにオリジナル) darktableのほうがRawTherapeeよりも何も手を付けていない状態で暗部の描画がうまいように見えること、慣れりゃ似たようなもんということでdarktableをRaw現像ソフトとして活用することにする。

リハビリお写真帳 Vol.01

(クリックで拡大。1500x1001px。はてなfotolifeにオリジナル) 昔取った杵柄。はずみで壊れてないカメラを譲り受けてしまったので。以下機材。 Sony α65 Minolta 50mm F1.4 Ⅰ型 Minolta 100mm F2.8 Macro Ⅰ型 Marumi DHG スーパーサーキュラー P.L.D RawThe…

ふたつのシーズン平均トリプル・ダブル

ラッセル・ウェストブルックによるシーズン平均トリプル・ダブルの達成 今シーズンのNBAで個別のプレーヤーとして最も大きな話題を集めたのは、シーズン平均トリプル・ダブルを達成したラッセル・ウェストブルックでしょう。シーズン前にサンダーの二枚看板…

スパーズを中心に組織論的な話

レイカーズがスパーズから学べること あまり更新できない、また古い話ばかりで悪んだけども、いくつかの話題が組み合わされることで別のものが見えてくることもあるので、ストックしてある情報からいくつかまとめて出します。 まずはESPNのバクスター・ホル…

セルビアのMegaってこんなクラブ、他ドラフト話

セルビアのMegaってこんなクラブ セルビアのMegaというクラブ(基本となる名前はKK Mega Basketで、スポンサー契約に絡んで名前が変わります。今はMega Leks。ヨーロッパだとこういうのはよくあります)に関して、マックス・ホルム記者の記事。ヨーロッパ全…

ヨーゴス・パパヤニスの成長とキングスの(多分)明るい未来

しばらく更新しないでいるうちにブックマークに入れたネタがカビそうになってきているので、そういうのを風通しの良い所に出していきたいと思います。話としては古いものも多いでしょうが、日本語で書かれているブログやらツイッターやらで同じものを拾って…

AMDのRyzen7シリーズが発売

ベンチマークとひろしげ先生による今後の展望。コスパ良すぎて気が狂いそう。KはAPU待ちなのですが(Q4ぐらいかな?)、待ちきれなくなって買ってしまうかもわからん。後はクソIntelがPentium 4対Athlon 64でAMDに押されていた時にやったみたいなリベートに…

数字で見るカーメロ・アンソニー

カーメロ・アンソニーの周囲が喧しい。フィル・ジャクソン社長とアンソニーの関係がかなりこじれてきているようで、ジャクソンはアンソニーを放出すべくキャブスやクリッパーズといったチームとのトレードを模索している一方、2年前の契約でトレード拒否条項…