だいたいNBA

Kだよ。だいたいNBAのことを書くのです。だいたいスパーズのことを書くのです。

今年のNBA Draft Combineの数値

身体測定値などのデータが出ている。シューティングに関してはあまり意味がないので、身体測定値身体能力値だけ眺めるといいでしょう。

まず、ジョージア工科大のジョシュ・オコーギーという選手の身体能力が飛び抜けているように思います。身体能力値は意外と得意不得意が出て、スプリント系はいいけどジャンプ力が意外とないとかバラつきが出ますが、オコーギーはレーン・アジリティ以外の全ての項目で最高レベルで、ここまで揃って数値のいい選手はなかなかいないように思います。靴なしの身長が6' 3"でウィングスパンが7' 0"と腕も非常に長く、今回の測定で最も評価を上げたのはこの選手でしょう。2年生ですが年齢も9月までは19歳と若く、スタッツもかなりのもの。このサイズ・ポジションの選手としてはREB%やBLK%もかなり高く(STL%も素晴らしい)、サイズと身体能力が活きているのでしょう。2P%が悪いのでTS%が低いですが、ワンマンに近いチーム事情のようでマークが集中したのだろうと思います。3P%は高く、FTArもかなり高いため、シューティング技術とフィジカル的な頑強さを兼ね備えているだろうと思われ、効率的なプレーに集中させれば使いでのある選手になりそうな感じはします。TO% が悪いのは問題で、The Stepienによるとボールハンドリングは悪いとのこと。技術的な面が伸びしろと言えそうです。サイズやフィジカルから見れば1番から3番までは守れるでしょう。個人的にはこの選手が最も目につきました。今年の身体能力番長はハミドゥ・ディアロかザイアー・スミスかなー、と思ってましたが、オコーギー、お前がナンバーワンだ……。あと、意外と言ってはなんですが、ドンテ・ディヴィンチェンゾも相当いいですね。低い方ではトニー・カーがひどい。PGでこれはないぞ。シェイク・ミルトンも測ればこんなもんだったと思いますが。正直にテスト受けてる分だけ誠実で信頼できると言えるか。

(5 / 19 12:30 追記:昨日見た時から身体能力値が追加されていました。ミルトンはまあ悪い方ですが、カーほどはひどくないですね)

身体測定値はモハメド・バンバのウィングスパン7' 10"に目がくらむ。こんな数字はじめて見た。スタンディングリーチ、ウィングスパンともゴベール超えで、来シーズンNBA最大の選手ということになるかもしれません(マリアノヴィッチのほうがでかいかもしれないけど)。計測の仕方の違いもあるかもしれませんが、シーズン前に出回った数値より全体的に上がっている。あんまり育ってもペリメーターディフェンスで不利になりそうなのでいいのか悪いのか。あと、大学No.1リムプロテクターのサガバ・カナテという選手はサイズ的にも身体能力的にも飛び抜けた面がないので、主にタイミングでブロックしてるんだなと思いました。

以上。