だいたいNBA

Kだよ。だいたいNBAのことを書くのです。だいたいスパーズのことを書くのです。

シーズン始まる

はい始まった。ニックス戦。勝ったはいいが今年もペリメーターディフェンスはダメそうだなという印象で、また見ててストレスが溜まりそうな……。ベリネリがマークしている相手のシュートがとことん入るのはなぜだ。ベリネリだけが悪いわけでもないと思うんですが、ベリネリの上を通ったシュートは全部入る呪いでもかかっているのかと思いながら見ました。キャロルかウォーカー出せという気持ちです。デローザンも今年もダメそう。キャロルかウォーカー出せという気持ちです。モリスにマッチアップさせるなんてミスマッチもいいところなのでかわいそうだなとは思いましたが。フォーブスは結構良かったと思います。まあ全体としては、スモールにしたことの弊害で、サイズのあるウィングやビッグマンを一人余分に相手に出されるとリムまで持っていかれる印象でした。今期もペリメーターディフェンスが問題。

良い方で言うとやっぱりマレーが素晴らしい。オフェンスでもディフェンスでもマッチアップした相手選手がかわいそうになるぐらい全部で上回っていた印象です。デニス・スミスとか全く勝負になってなかったですね。多分24分ぐらいのプレータイムでしばらく制限していくと思うんですが、24分で残すスタッツじゃない。マイナスはパスミスが多かったぐらい(これはチーム全体でひどかったけど)。試合通じで楽しそうにプレーしていたので良かったです。1年越しの試合だし、契約延長の直後だったので気合も入っていたのでしょう。4年6400万ドル(全保証)+ボーナス600万ドルらしいですけど、ずいぶん安いなあ、オフェンス面で全く成長が見えないシーズンになったり怪我でもしない限り、オフの契約更改ならこれよりは安くならないだろうと思いました。昨期の契約であれば例えばダンテ・エグザムの3年3300万ドルディンウィディーの3年3400万ドルあたりが比較になるところでしょうか。今季であればルヴァートの3年5250万ドルとか。ディフェンスの質まで考えれば多分この辺よりも実力は上(総合的に見てディンウィディーとどっこいぐらいか)、オフェンス面での伸びしろは遥かに大きいと思うので、最低でも妥当、普通に伸びていったら割安という評価じゃないでしょうか。マレーが今後4年間で今より悪くなる要因があるとしたら怪我ぐらいしかない。随分といい契約してくれたなあ、という印象です。こういうツイート見るとよくコミュニケーションできていたのかなと思います。LOYALTYですよLOYALTY。あと代理人のリッチ・ポールなんだけど、あいつなんかやたらスパーズに優しいような気がします。モリスのどっちかとの当初の契約内容も2年2000万ドルでかなり安いし、ライルズも2年1100万ドルで2年目は100万ドルだけ部分保証とやたら条件がいい。ノエルの契約で失敗して強気一辺倒路線をを修正した面もあるでしょうが、それでもアンソニーデイビスのトレードではあれだけ振り回したわけだしなあ。キャブスやレイカーズみたいに付け込まれるのではだめだけど、良好な関係保てるなら仲良くしておいたほうがいいんじゃないでしょうか。

で、ライルズなんだけど、基礎がしっかりしていてかなり堅実、思ってたのよりかなりできる。こういう選手だっけ?もっと山っ気のあるタイプだと思ってましたが。リバウンドでボックスアウトきちんとやって、タイミングもいいししっかりボールをつかめるのでかなり確実にDREBを拾ってくれるという安心感があります。手がでかいなあと思って調べたら実際でかい。ポートルも同じサイズなんだけど、こっちはやたらボールが手につかなくてポロポロこぼすんですが、何が違うんでしょうか。ポートルのポロポロは見てて本当にイライラするので、ライルズがスターターでこの調子で行けそうなら、攻守両面でプレーエリアが広いし、大変結構だと思います。デローザンもいらんしポートルもいらんし本当にクソトレードだったなあ。デローザンとの契約延長は合意にはかなり遠いということですが、延長せずプレーヤーズオプションも行使せずで今期限りでいなくなるのが一番傷が浅くなる方法でしょう。算数ができればデローザンがスターターレベルの選手としてせいぜい並程度の結果しかもたらさないことはトレード前からわかりそうなものですが。トレード当時に書いたこの記事は、あまりに腹が立ってボロクソ書こうかと思いつつ、かなり抑制してこういう書き方をしましたが、最初からボロクソ書いておけばよかった。今期いきなり3Pがボコボコ入るようになる可能性もありますが、あのディフェンスと安定感のなさじゃチームの中心には置けないだろうと思います。デローザンをレナードとグリーンと交換する価値のある選手だと思うようなチームは優勝なんてまずできないと思うので、失敗を引き伸ばさないで最短で債務処理するのが得策でしょう。

フォーブスは、スペースが少しあれば簡単にシュート決めてくれて素晴らしいです。デローザンレベルだったディフェンスも今期はもう少し良くなってそうだし、デローザンより点取れるし、やっぱデローザンいらんなあ。デローザンの美点ってなんだろう、ショットクリエイション能力がやたら高いぐらいしか思いつかない。まあ、そうやって打ったシュートがあまり入らないのだけど。クリエイションはホワイトもかなりできるし、マレーも戻ってきたし、オルドリッジにポストアップさせたほうが得点力も高いし外のスペースも広げやすいし、やっぱりどうしてもデローザンである必要がない。今期はデローザンが更にどうでもいい存在になるのを眺める1年になりそうな気がします、今のところは。

DeskMini A300で自作、付属CPUクーラーのファン付け替えについてのTips

DeskMini A300で自作

Ryzen出てからAMDが強すぎて涙が出ますよ。Intelをまともに性能で上回るとかAthlon 64以来か?DRAMやNANDが一時高騰していたのが最近は急落して以前の底値付近にまで来ているのと、個人的に待望だったAMD APUを載せられるASRockのDeskMiniシリーズが登場したこと、更にまともなサイズとメーカーの4K IPSモニタが安くなったので、Windows PCの更新と4K環境へ移行してみました。構成は以下。

色々工夫して、全部で62000円ぐらい。ゲームとか動画編集とか性能への要求が厳しい使いみちではないのでこんなもんでも十分です。というかオーバースペックと言ってもいい。

CPUはもう1ランクか2ランク下げてもいいぐらいでしたが、たまたま安く買えたので(実質云々みたいな言い方すると、10500円ぐらい。2200Gとあまり変わらない)つい買ってしまった。実用上の範囲でやれることをやりきって、なんとかもたつくことのないラインのCPUを買ってしばき倒す、みたいな使い方が一番好きなので、2400Gだと割と余裕があってくやしいです。GPUは流石の性能でIntel CPUのGPUとは段違いの性能。ゲームはあまりやりませんが、OpenCLを使うプログラムではゲーム以外でもかなり効いてくるのではないかと期待。FluidMotionは素晴らしいです。MPCとBluesky Frame Rate Converterを使う方法でやってみましたが、これがあるとないとで全然違う。AMDVLCあたりで普通に使えるようにプラグインを提供したほうがいいのではないか、そのほうが普及に資すると思うんですが。3000シリーズが発売されましたが、APUはプロセスルールが14nmで変わらず、クロックがほぼ変わらなかったので多分ほとんど性能差はないと予想し、2000シリーズで問題ないと判断しました。技評のあわしろいくやのレビューを見る限り全くそのとおりなので、今AMD APUが欲しい人は2000シリーズでいいと思います。7nm世代はかなり性能があがってIntelをぶっちぎっているので(感涙)、来年ぐらいに7nmのAPUが出たら載せ替えようかと思っています、ASRockがBIOSアップデートで対応してくれるなら。

ボトルネックになるとしたらメモリかも。通常8GBあればよほどのことがない限り十分ですし、実際間に合ってはいますが、GPUに多分2GBぐらい取られてて、70%ぐらいまで埋まることもある。シングルチャネルなのでもう1枚刺してデュアルチャネルにしてもいいですが、非グラフィックス用途ではデュアルチャネルの効果があまりないのでそれほど頑張らなくてもいいかな。DRAMが安くて気が向いたときに買い足す程度で。SSDは正直SATAと体感速度が変わらない。計測上は圧倒的に速いんですが。それより、M.2のコンパクトさとインストールの容易さに感動。配線いらず、シャドウベイいらずは絶対の正義ですね。

OSはもともとWindows 7ですが、10のISOをUSBメモリに焼いたものをブートして、インストール中に7のプロダウトキーを入力してもライセンス認証できます。モニタのドライバはWindowsのドライバでは対応していないので、モニタの設定用のソフトウェアやドライバをサポートからダウンロードして使う必要があります。4Kモニタを使ってつくづく「作業スペースの広さは正義」と思った次第。Windows 10は標準で150%の拡大表示になりますが、等倍表示に設定してピクセルの多さを堪能したほうがいいですね。ただ、27インチよりは32インチのほうが等倍ならベターだろうなと思います。個人的にはHDRとかついてても使わなそう、まともなメーカーでフリッカーフリーとガンマ値変更ができれば安いほど良いという認識なので、このモニタは十分。最低輝度で使うと消費電力が15Wとかなり少ないのも良。ただ、VESAマウントじゃないのは買ってから気づいてびっくり。今時VESAマウントじゃないモニタなんてあるのか。いまのところアームつける気はないのでいいですが、将来的に必要が出たらどうしよう。あと、メイン機のLinux PCを接続しても全く反応しないの何なんだ。一応HDMI 1.4で4K 30fpsには対応しているのだから写ってくれてもいいと思うんですが。BIOS立ち上げの画面ですら映らないので多分OSの問題でもない。他にもマニュアルと異なる動作をするように思われる部分があって、不具合のような気もする。メーカーに問い合わせたい。

DeskMini A300の小ささにはつくづく感心しました。デスクトップとは言うものの、実際に机の上における・邪魔にならないなんて素晴らしい。小ささは正義。Computex Taipeiか何かでDeskMiniシリーズの第一作が発表されたときに、PC Watchで「メッセージくれればメーカーに要望伝えますよ」みたいな企画記事がありました。Kはその時「DeskMiniのような、PCIeスロットがなくてデスクトップ用のCPUをつめる超小型ベアボーンにはGPU性能が高いAMD APUこそ向いている。mini-STXはIntel提唱の規格なので難しいかもしれないが、Ryzen APUが出たらAMD版のDeskMiniを出して欲しい」というメッセージを送りました。同じようなことを考える人が世界中にいたんだと思いますが、DeskMini A300はまさに望んでいた製品そのもので、発表されたときは本当に嬉しかったです。全世界でかなり売れているみたいで、やっぱりみんなこういうのが欲しかったんだろうなあ。APUの利点をよく活かせるフォーマットだと思います。DP 1.2とHDMI 2.0を搭載しているので4K60fpsで2画面出力できるのも非常に強い。フルHDのパネル8枚分のピクセルオンボード出力で使えることと同じです(D-SubもあるのでフルHDパネルをもう1枚増やせる)。普通の自作PCでグラボなしのマザボ出力ではまずこういったことはできない、マザボオンボードHDMIなんて未だに1.4が多くて4K30fpsでしか出力できないのでかなり大きいです。同じDeskMiniシリーズでもIntel用のH310はHDMI 1.4なのでこれはA300にとって大きなアドバンテージ。外すネジは4本だけ、CPUとメモリとM.2 SSDをインストールするだけで使える簡単さも素晴らしい。APP Shopというソフトを入れれば必要なドライバが自動で全部はいるのも楽で良い。モニタとSSDのドライバはそれぞれPhilipsIntelから入手する必要があり、AMDのRadeon Softwareも一応入れたほうがいいでしょう。全部ネット経由で手に入るので外付けのディスクドライブは不要です。消費電力はアイドル時で12-15Wぐらいで、TDP65WのCPUですが相当低いです。普通に使っているときでも30W以下、最大限動いていても50W程度です。メイン機のLinux PCのCPUはTDP35WのIntel core i3-6100Tですが、HDDを2台積んでるとはいえ消費電力はアイドルで25Wぐらいなので、かなりすごい思います。良い製品だと思いますが、一方で個人的に問題点が3点あると思います。

  1. 全体的にネジがナメリやすい
  2. DeskMini付属のCPUファンが実用に耐えないうるささ
  3. VRM電源回路から高周波音が出ている

1は、100均のドライバーとかで適当にやると簡単にナメリそうなやわさです。気をつけて作業したほうがいいでしょう。2と3は後述。

全体としてはかなり満足行く内容だと思いました。DeskMini A300はこのコンパクトさ、簡便さに、パワーのあるデスクトップ用CPUをつめること、更に4K60fpsで2画面出力が可能なところが素晴らしいと思います。AMDならではのGPUの強さもあるので、グラボを必要としない程度の軽いゲームをする人にはちょうどよいのではないかと思います。「グラボまでは必要としないがCPU・GPUのパワーと4K出力はほしい」という人には、一切過不足のないベアボーンでしょう。おそらく大半のPCユーザーの需要を満たした上で最小のサイズを実現できるものだと思います。パワーとストレージはミッドレンジレベルで十分でも筐体がコンパクトでピクセルはたくさん欲しい、という用途で言うとトレーダー向けのPCとしておそらく最適でしょう。プログラマにはピクセルの多さは魅力でも処理能力とメモリの拡張性(32GBまでは積めるが、SO-DIMM2本刺しなので)でちょっと弱いかな。個人的にはWindowsよりもLinuxのほうがずっとハードな使い方をするので、むしろこいつにLinuxを入れたい気分。Linux機も4K環境にしたいしRyzenで組み直したいな、という気持ちになってきました。マザボHDMIが1.4ばっかりで非ゲーマーのジサカーの4K環境構築の足かせになっている感がありましたが、最近のASUSGIGABYTEはエントリークラスのマザボにもHDMI 2.0を載せるようになっているようなのでだいぶ環境が改善されてきました。グラボ載せるのが前提のゲーミングマザボにはDPやHDMI 2.0が載ってるのに、CPU内臓のGPUに頼るユーザーが多いはずのエントリー機にはHDMI 1.4しか載ってないのを見るたび「逆だ逆!そのコネクタを必要としているのは!」と思っていたので良かったです。MSIやASRockは相変わらずですが。

付属CPUクーラーのファン付け替えについてのTips

前述の問題点2と3について。吉田制作所の動画を見るのがわかりやすいでしょう。とにかくDeskMini A300付属のファンがうるさい。しかも風切り音ではなくコイル鳴きが原因のようなのでどうにもこうにも。となるとCPUファン自体を交換するしかない。手段は3つ、搭載可能なロープロファイルクーラーを別途購入して取り付ける、(Ryzenの場合)CPUのリテールファンを改造して取るつける、付属CPUクーラーのファンだけを取り外し別のものに交換する。DeskMini A300に対応するロープロファイルクーラーについてはこの記事を参考にするといいと思います。ここに記載がある以外でもアイネックスIS-40Xが対応するようですが、ファンノイズがうるさいという声もあり、避けたほうが良いかもしれません。noctuaは誰もが認める最強メーカーですがゲロ高いお値段なので、ゲロ安構成のPCに積むのもやり過ぎな気がして個人的には今ひとつ。リテールクーラーの改造についてはこの記事を参考にしましょう。Kは試していませんが、コストもあまり手間もかからず、リテールクーラーなので冷却性に確証があるのでとりあえずこれが最もおすすめできる改善方法ではないかと思います。ファンサイズも大きく厚みも多分25mmあるので静音性も十分ではないか。事前にこのやり方を知らなかったので、結局3番目の方法を取りました。

(09/22 18:00 追記:我慢できずにLinux機もRyzen 3 3200Gで組み直してしまいました。こちらはベアボーンではなくMicro ATXで各パーツを揃えての自作ですが、2400Gと同じリテールクーラーのWraith Stealthを使用したところファンが意外とやかましいことがわかったので、上記2番目の方法でDeskMiniの遮音性ゼロの筐体にそのまま使うのは静音性の面で少し難があるのではないかと感じます。クーラーのファンを取り外すと80mmのファンを取り付けられ、25mm厚でも高さが収まるようです。したがって、低コストで高い静音性とほどほどの冷却性の両立を目指すのであれば、「リテールクーラーのファンを外したヒートシンクにSilent8 PWMを取り付け、熱伝導率の高いグリスを使用し、BIOSでファンの回転数をSilentモードにする」という方法が今の所は最適ではないかと思います。冷却性が足りないときはStandardモードにしたり回転数をカスタマイズするか、リテールクーラーをそのまま使うほうがいいでしょう。グリスに関してはこの先の方にさらに追記しています。Linux機はまだ完成ではないのですが、パーツの相性?でひと悶着あったり、Manjaroがインストールできないなどディストリビューションの相性?がむちゃくちゃだったりで久々に手こずっています。使ってみたいディストリビューションでことごとく問題がおこり、最終的にUbuntu 19.04に落ち着きました。やっぱりUbuntuはすごいなあと感心しています。完成したらまたなにか書きます)

使用したファンはGELID Silent8 PWMです。当初の目論見としては、付属CPUクーラーのファンを取り外した上でケースのメッシュ部分にSilent8を結束バンドで固定する(付属クーラーのファンサイズは70mm角で80mm角のSilent8は取り付けられない)ことで代替しようとしました。以下の写真のとおりです。

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CPUクーラーからファンを取り外し、ケースのメッシュ部に結束バンドでファンを結いつけています。しかしこれではファンをケース内に入れることができませんでした。ヒートシンクマザーボードに固定するための爪が干渉してしまうからです。

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ピント合ってなくてアレですが。25mm厚のファンはこの方法では入れられません。ヒートシンクにファンを固定するか、ヒートシンクの上にファンを固定しないで乗せた状態でマザーボードをケースに入れてその後でケースにファンを固定するしかありません。もともとのファンが70mmなので前者の方法ではネジは一箇所しか止められず固定できませんので、後者の方法で固定するしかありません。Kはマグネットシートをファンに接着し、マグネットシートの磁力でファンをケースに固定することにしました。

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1辺20mmの直角三角形にマグネットシートを切り、4隅に貼り付けました。これをヒートシンクの上に置き、ケースの中に入れてから、ケースをひっくり返してファンをケース側面にくっつけ、ドライバーで押して動かしてファンの位置を修正しました。

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バカみたいな方法ですが、ちゃんとこれでくっついています。今のところ剥がれ落ちたりはしていません。使ったのはダイソーの粘着付きマグネットシートです。磁力は弱いですが、ファン自体軽いのでまあなんとかなってます。むしろあまり強いと変なところに落ちたファンを動かせないので、これぐらいの弱さがちょうどいいかもしれない。磁力の劣化はほぼないので現状問題なくついている以上これからも問題ないでしょう。粘着力は落ちますし、ファンのガワとの接着面積も小さいので剥がれるならそっちでしょうか。

Silent8 PWMは900-2000rpmの可変で、BIOS初期設定のままで使用した場合、アイドル時で1450rpm前後でした。穴だらけのケースで遮音性ゼロですが、非常に静かです。エアコンなど他に音のするものがあれば無音に感じるでしょう。2000rpmまで行くとそれなりに音がしますが、うるさいと感じるような音ではありません。自称10.0~21.5dBAらしいので、noctuaの例のCPUクーラーのファンよりも静かということになりそうです(実際どうかは怪しいが)。付属のファンは全く話しにならないほどうるさいので、やはりファン交換は必須だと思います。25mm厚のファンは上記の通りケースに予め固定する方法では入りませんが、15mm厚のファンは爪に干渉しないのでケースに予め固定しても入ります。ケース側面のメッシュ部分は105mm角なので120mmファンは固定できません。マグネットシートを使う方法であれば120mmファンも入るかもしれせんが、ヒートシンクに対して大きすぎるので、数字上は風量が増えても実際の冷却には活かせないのではないかと思います。付属の70mm角のヒートシンクの使用を前提とすれば80mmぐらいまでがファンのサイズとしては適当ではないかという気がします。しかし冷却性能はよくわかりません。室温27度でアイドル時40-50度ぐらいです。CINEBENCH回しているときで90度を超えていましたが、熱暴走でブルースクリーンみたいなことにはなりませんでした。付属ファンで調べそこねたのでベターな結果なのがそうでないのかわかりません。Kは「吹き下ろし式であれば他のパーツも冷えてよい」「正圧にするとホコリがたまらないので良い」という思い込みがあるので、ファンの風向きを「ケース外から吸気、ヒートシンクに吹き付け」にしていますが、ロープロファイルのクーラーは吸い上げ方式が多いような気もするのでこれで正しいか確信が持てません。通常のPCと違ってファンがCPUクーラーのものしかないので、風をヒートシンクに吹き付けたとして熱がちゃんとケース外に逃げて留まらないのか、今ひとつよくわかりません。助言があればありがたいです。

(09/22 18:00 追記:グリスをThermalrightのTF8に変えたところアイドル時でも5℃前後余計に冷えるようになりました。室温が今は2〜3℃低いので参考記録ですが、アイドル時の回転数を1050rpmまで落とした状態ですので、実感としては「かなり冷えるようになった」という印象です。高回転時には更に差が出るのではないかと思います。かなりおすすめできます)

問題点3のVRM電源回路からの高周波音は、電源を入れているときには発生しませんが、電源を切ってかつ通電している状況で発生します。仕様なのか、個体差なのか、不具合なのか……ノイズがするという人もあればしないという人もあり。個体差かなあ。これも一応代理店に問い合わせてみようかな。これは対処方法が不明なのでちょっとどうにもならなそうです。離れていてもわずかに聞こえてきますので、気になる人はダメでしょうね。こういうのは極力なくして欲しいです。電源を切ったらコンセントを抜く、スイッチ式の電源ならスイッチを切ってしまうのが根本的な解決になるでしょう。面倒ですが。

なお、使い物にならないCPUクーラーですが、Cooler Master製でした。CPUクーラー大手だろうに、こんなの作っちゃうのか。ASRockの発注額が激安すぎてクソみたいなのしか用意できなかったという可能性もあるが(こっちのがありそう)。なんにせよこの点批判されるべきはASRockです。

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人事いろいろ

今更ですが。まずティム・ダンカンとウィル・ハーディがアシスタントコーチになったことについて。ダンカンがACというのは流石に全く想像もしていないことで驚きました。しょっちゅう遊びにと言うか稽古つけに来ているので、ダンカンがジムにいる絵面自体はよく見るものではありますが、ポポヴィッチも前から「ダンカンは賢いからコーチなんかやらないよ」みたいなことを言っているので、それは半ば冗談とはいえ、あまり「ダンカンがコーチ」というのも想像しにくい感があったので不意打ち食らったような気持ちです。アイスマンとか提督みたいに現場に関わることはないのかなと思っていました。マーク・スタインが言うにはAC探しが難渋していたのでダンカンからACやるよと言ったそうで。また、その前にジノビリにAC就任の打診をしていたが断られたということ。時系列含めてこれが事実として正しいとしたら、例えば来年あたりにジノビリがACになったとしたらすぐにダンカンが降りそうな気もします。ダンカンを将来のHCにとかBIG3がスパーズのコーチにとかそういうことを考える人もいるでしょうが、そこまで考える合理的根拠はないでしょう。またヘッドアシスタントはベッキー・ハモンでしょうから、現状ではポポヴィッチのあとのHCの最有力はハモンということになるでしょう。ハーディはそもそも2016年にACに就任しそれがアナウンスされており、以来ずっとACなのでなぜ今このアナウンスがあるのかわかりません。BBRでもReal GMでもそういう扱いなので確かです。全く意味のないアナウンスだと思うんですが、どういう趣旨なんでしょ。ダンカンのAC就任をメディアに過剰に意味づけさせないために、ACの序列としてはダンカンはいちばんうしろで人事全体の枝葉の一部でしかないと釘を打つ意図かな。

もう一つは、RC・ビュフォードがGMを退任してSpurs Sports & EntertainmentのCEOに就任、アシスタントGMのブライアン・ライトがGMに昇格ということで大きなニュース。2016年にピーター・ホルトから奥さんのジュリアナ・ホルトがチェアマン・CEOになり更に今年息子がそれを引き継ぎビュフォードが経営トップになるということで、ここ3年ぐらいで組織そのものが大きく変化してきている。とはいっても、ファミリービジネスであり、組織の根幹に外部から新しい血が入って来ているわけでもないのであまり変わらないといえばそうも言える。本質的な部分は変えずに世代交代しているように見えます。GMが変わるというのは非常に重要なことですが、そういうわけですぐにドラスティックな変化が出るということではないでしょう。揃える選手の傾向とか戦術面とか、長期的にはチームにこれまでとは違った色が出てくるとは思います。スカウティングと育成の安定感と強さが最大の強みだと思うのでそこは変わらないで欲しい、指名権などをホイホイトレードして目先の戦力を追いかけるような経営はしてほしくないと思います。

サマーリーグ感想

ケルどんうるさい。声でかい、よく喋る、客が少なくて音が通るの三位一体で会場に鳴り響く大声。ただのDREBで「アアアアアオオオオオ!」、ウォーカーのシュートなのに自分でいったかのような「アアアアアアアアア!」、元気の精かお前は。この辺の天然の明るさとか、試合後インタビューでもあの丸い顔でニコニコニコニコしながら受け答えする感じとか、もう、カワイイ……。この可愛さは性質としては孫の可愛さ。目の前にケルドンいたら絶対「アイス買っておいで」つって1000円あげちゃうな。

この選手はアスレチックだとは言われるものの、そんなにスピードがあるわけではない。プレーがパワフルなのでフィジカルエリートに入れるのには首肯しますが、NBAレベルでアスレチックと言われるときにイメージするようなクイックネスとかジャンプ力はない。特にlateral quicknessはむしろ遅いぐらいで、例えばクイックネスが優れているドウェイン・ベーコンとマッチアップするたびに簡単に抜かれていました。フットワークは重い部類でしょう。ユーロステップのベタベタした感じにアンダーソンの幻を見る。ディフェンスは技術面、特にフットワークで要改善な印象。オフェンスはもっと要改善。ドリブルは高いし、ドライブはストレートラインドライブだけ、パスもあまりうまくない、自分でスペースを作ることはできない、と基本的にボールを持たせておいていい選手ではない。パワーがあるのだからドライブしたときにはもっとリムに近づくことを意識すればいいのになと思うのですが、ジャンプするのが早くてフローターに頼りがちなところがもったいない。シュートフォームはやはり良く、FTもよく入っていたのでシューティングはまず伸びると思います。ただの3&Dに収まる器ではないと思うので、オールラウンドに技術を伸ばしてほしいと思います。

サマニッチとケルドンで指名順位が逆だったらコンセンサス的には自然かなと言うドラフトでしたが、身体能力・技術・視野の広さとほぼ全てでサマニッチが上でした。サイズを考えるとあらゆる面でNBAの標準以上、19歳でこれは恐ろしい。身長6' 11"であのクイックネスとボールハンドリングスキル、シューティング技術があって、ペリメーターに引っ張り出されて対応できるビッグマンはそうはいない。パスもうまい。更にここから技術的にもフィジカル的にもどんどん伸びるだろうし、オフェンス面ではどこまでも行けそう。TO(特にトラベリング)とファールが多いのは気になりましたが、ルールの微妙な差異に戸惑っているのかなという感じだったので、慣れれば問題ないでしょう。シュートタッチはかなり良く、逆にFG%こんな悪いんだとあとで驚きました。ホーネッツ戦でブリッジスにダンク決められた次のポゼッションで自分でドライブしてポスタライズダンクやり返そうとしたり、割とプレーはギラついていました。現に実力も高く伸びしろもいっぱいある、ロマンがあります。

ウェザースプーンは自分のストロングポイントをよく理解して効果的なプレーをしていた印象です。ボールハンドリングがうまいしガードとのマッチアップであればほぼパワーで勝るのでリムまでボールをもっていけるし、FTも稼げる、パスもうまい、ケルドンとは逆でとりあえずボールもたせておくとなんとかしてくれるタイプ。オールラウンドでどこを切り取っても堅実。なんだかウェザースプーンの技術とインテリジェンスを移植したケルドンが最強のケルドンのような気がするぞ。ガードが厚いので出番は少ないと思いますが、今年のドラフティーでは最も即戦力になる。来年保証契約でいいんじゃないですかね。背番号は15らしいです。スパーズ最大のレジェンド背番号なので、番号に恥じないよう、選手生命を削ってでもシューティングファールを稼ぐぐらいの覚悟で頑張ってもらいたい。

ウォーカーは別格。相手チームの選手も含めて、身体能力も技術も一人だけ異次元のプレー。プルアップのミッドレンジシュートをまるでレイアップを決めるように簡単に沈めるのが恐ろしい。ユタでは3Pが怪しいかなと思いましたが、試合を経るごとにプレーの質を上げていってラスベガスでは普通に入れてたので問題なさそう。去年のホワイトよりもすごい。他はちゃんと見てないのであれですが、多分今年のサマーリーグ全体でもナンバーワンでしょう。ディフェンスで気を抜くのがよくないなー、というぐらいしか改善点ないのでは。2年目の選手にはサマーリーグでトップレベルのプレーをしてほしいと思いますが、それにしても格が違いました。返す返すも、よく去年のドラフトで18位まで落ちてきたな……。

2年目といえばメトゥのプレーも見たかったが、怪我で出場機会なし。プレシーズンマッチまで謎に包まれた存在で居続けるメトゥ。2巡目の選手といきなり契約することが殆どないスパーズで(ブロッサムゲームを追い越して)3年契約を勝ち取ったり、Gリーグでもそこまで立派な成績じゃなかったのにウェイブされる気配が全然なかったり、もしかして今想像を超えるすごいレベルまで急成長しているんじゃないかという期待感だけが膨らんでいて、Kの中では伝説の聖獣みたいな存在になりつつあるメトゥ。

ついでに。モリスのどっちかは結局来ませんでしたが、ああ言う迷惑なことをする人間はスパーズには必要ない。サンズ時代の言動からして大丈夫かね、スパーズ合わないのではと思っていましたが、ダメなやつはどこまで行ってもダメだな、と思いました。ライルズが代わりに来ることになりましたが、こういうことを言うような人間なので全く期待していません。なんで契約したんだろう?多分失敗する可能性のほうが高いと思います。本当に期待できるのはお前だけだ、メトゥ……。

キャロルがスパーズにやってくる、サマーリーグあれこれ、トンプソンとデュラントの復帰後を予測する

キャロルがスパーズにやってくる

ウギャー!楽しみ!2年1200万ドルは安い、のかなあ。多分安いんだけど、今年の相場感覚があまりないのでなんとも言えない。Kは「地味だがかなり効く」系のハードワーカーが好きで好きで……キャロルはまさにその典型でかなり好きな選手なので本当に嬉しいです。昨期はレナードとグリーン出した挙句にデローザンってなんだよ耄碌してんのかというトレードと、序盤に本当に最低のディフェンスを見せられて見る側のモチベーションも落ちたままでしたが、キャロルが来るならやる気が出ます。来期で33歳、スタッツは既に下がり気味であまり過大な期待はできないだろうと思いますが(eFG%、STL%、Box Plus/Minusが怪しい)、ラプターズを出る際にアイソレーション偏重でパスしないことを批判していたぐらいの男なのでスパーズのやり方に合うのは疑いない、特に2ndラインナップで。

ゲイとも契約延長、2年3200万ドル。昨季はオルドリッジ、ゲイ、ホワイトのおかげでプレーオフ出れたと思います。スパーズもゲイを残すことを優先しててゲイもスパーズに残ることを優先していたような話だったので、既定路線でしょう。

これにドラフト1巡目の二人と契約で15人保証契約が埋まるので今年のFAはほぼこれで終わりでしょう。早く決まるならそれで良し。サラリーは合計で1億2500万ドルぐらい。タックスラインには余裕がある。ロースターはこうかな。

  • 1st:マレー、ホワイト、デローザン、オルドリッジ、ポートル
  • 2nd:ミルズ、フォーブス、キャロル、ゲイ、バルタンズ
  • 3rd:ウォーカー、ベリネリ、ジョンソン、ルカ様、メトゥ
  • Two-way:ウェザースプーン、ユーバンクス

ポートルは相手のスターター次第だけど、昨期の後半はだいたいスターターだったので1stはこれが基本だろうと思います。クラッチタイムはポートルの代わりにゲイが入るラインナップになるでしょう。やっぱりガードが多すぎるし力のあるPFが欲しい感じはする。飛び抜けたものはないが、1stも2ndも水準以上の力を持った選手が揃っていて、まあ昨期よりは強そう。特に2ndはかなり厚く、殆どのチーム相手に優位に立てるのではないか。スパーズらしくていいですね。

今年のFAは初日にほとんど片付いた上にサイン&トレードが多くて状況がよくわかりません。サイン&トレードって年に1回もない印象なんですが、今年は随分多い気がするなあ。毎年それなりにあったのかもしれませんが、この時期の動向に詳しくないのでよくわかりません。

サマーリーグあれこれ

ソルトレークシティのロースター。ラスベガスも同じかな。注目はやはり当然のような顔をしてそこにいるジェフ・レッドベターさん。多分いつの間にか引退していつの間にかオースティンのコーチになっていると思う。

ウォーカーがどれぐらいうまくなっているか、というのも重要。1年NBAやGリーグでやって2年目のサマーリーグってこれまでみんなかなり強力な数字を残してきたので、ウォーカーも明らかな向上が見えるプレーをしてほしいものです。ユーバンクスはそもそも昨期Gリーグでかなり優れた成績を残しているので、サマーリーグレベルでは敵無しぐらいのプレーはするだろうと思います。メトゥは怪我で出ないみたいなのでどうにもなりません。今年のドラフティたちは苦労すると思いますが、どれぐらいできるのかは楽しみ。たまにルカ様のアップが抜かれて「ギャッ!顔面は今日もダブルスコア……」とか思える機会があればいいんじゃないでしょうか。あとウェザースプーンお前背番号15番て。大学11番だったじゃん、と思ったらそういやフォーブスが11番でした。こんなに軽くていいのか15番。

レギュラーシーズンと違って結果を気にしないで見れるし、若手の成長がはっきり見えるので楽しいです、サマーリーグ

トンプソンとデュラントの復帰後を予測する

Nylon Calculusのトッド・ホワイトヘッド記者の記事。2000-2001シーズン以後のデータから、クレイ・トンプソン(ACL損傷)とケビン・デュラント(アキレス腱断裂)の復帰後のプレータイムやプレーの質・傾向を予測するもの。

まず怪我の威力ですが、ACL損傷した選手でも、その後数百試合も出場できた選手はたくさんいますが、アキレス腱断裂の場合30%近い選手が復帰できずにキャリアを終え、1から100試合しか出れなかった選手は40%超、この2つを合わせた数は70%にのぼり、501試合以上出場した選手の数が0など、ACL損傷が軽症に見えるほどの深刻な怪我、「ほぼ致命傷」と言ってもいいぐらいの大怪我と言えます。ACL損傷も復帰後100試合以下の出場数でキャリアを終えるのが全体の50%なので致命的な大怪我ですが。

ホワイトヘッドは、プレーヤーのNBA在籍年数・年齢・怪我の性質(怪我の種類、復帰後の年数)によるプレータイムの変化、更に同様にショットセレクション(FGAのうちのリム付近のシュートの比率と3PAの比率)とシュート精度(その2つのそれぞれの成功率)の変化をモデル化し、トンプソンとデュラントの今後5シーズンのプレータイムとシューティングの変化を予測しています。

これによるとトンプソンはこれまで毎シーズンのように2500分以上プレーしてきましたが、怪我がなかった場合と比較して来期は327分のプレータイムが減るだろう(怪我のタイミングが悪かったため実際はほとんど出れないだろうが)、その後は怪我のなかった場合と比べて1シーズンあたり156分少ない程度まで持ち直すだろうが、それでも1シーズンあたり2000分以上プレーすることはなくなるだろうと予測しています。また、ショットセレクションやシュート成功率は怪我がなかった場合と比べてもあまり変化はないだろうと予測しています。

デュラントの場合は、来期は怪我がなかった場合と比較して291分プレータイムが減る(同様に実際はほとんどプレーできない)、その後は怪我がなかった場合と比べて1シーズンあたり284分プレータイムが減るだろうと予測しています。ACL損傷の場合と異なり、一般的なモデルとのプレータイムの乖離が縮まっていくことはないと予測しているようです。1シーズンあたりのプレータイムも2000分を超えることはなく下がる一方と予測しています。アキレス腱断裂の場合はショットセレクションに明らかな変化が出ると見ていて、FGAのうちのリム付近でのシュートの比率が怪我がなかった場合と比べて4%から5%も減ると予測しており、また逆に3PAの比率は増えると予測しています。これは脚力が大幅に衰えることによってドライブのスピードとパワーも衰え、リムを攻めるようなプレーができなくなるからだろうということです。一方でシュート成功率はいずれも大きな変化はないだろうと予測しています。

このモデルが正しいとすれば、おそらくネッツのデュラントとの契約は失敗に終わるのではないか、という気がします。トンプソンは来期ほとんどプレーできないでしょうしプレータイムも今後減るでしょうが(プレーできなくなるから減るのか、プレーさせないようにするから減るのかはわかりません)、身体能力は怪我がなかった場合のところまでほとんど戻るでしょうしプレーの質も変わらないでしょう。二者択一でどちらかを選ぶとしたら、ウォリアーズは正しい選択をしたことになるだろうと思われます。シュート成功率に関して、ACL損傷後もアキレス腱断裂後も大きな変化はないと予測しているのは少し興味を惹かれる部分です。「体力は衰えても技術は衰えない」という観念を過去のデータが証拠付けていると考えられるかもしれません。

怪我をしないに越したことはありませんが、怪我を防ぐというのはとても難しいことです。前に取り上げた話ですが、ACL損傷に関しては予防は困難で、おそらくほとんど運次第ではないかと思います。それ以外の怪我も含めて怪我全体でのことであれば、休養やプレータイムの制限は効果があると思われます。

ゲイはアキレス腱断裂後にプレータイムを回復してきており、昨期は1842分プレーしています。シューティングの効率はキャリアで最高の数字を記録しましたが、リム付近でのシュートの比率は過去に比べれば減っています。チームによるプレースタイルの違いもあるでしょうから一概には言えませんが、今のところはデュラントに対してなされた予想と近い変化をしているのではないかと思います。