だいたいNBA

Kだよ。だいたいNBAのことを書くのです。だいたいスパーズのことを書くのです。

NBA

2020年ドラフトーク

スパーズ 特にどうということもない普通の指名でした。もっと上で指名される選手が落ちてきたとか、そいつ指名すんのかいという変な指名もなく、普通。妥当。トレー・ジョーンズは35位前後の指名で自然な感じがしますが、まさか41位まで、というわけでもない…

(スパーズについては)シーズン終わる、ドラフトロッタリーと少しの予習

(スパーズについては)シーズン終わる 今年はNBA自体をあまり見ていなかったので、あまり書くべきことがありません。コロナ中断もあり、見たいという気持ちが湧きもせず続きもせずという具合で。スパーズはディフェンスが全く良くならなくてうんざりしまし…

シーズン始まる

はい始まった。ニックス戦。勝ったはいいが今年もペリメーターディフェンスはダメそうだなという印象で、また見ててストレスが溜まりそうな……。ベリネリがマークしている相手のシュートがとことん入るのはなぜだ。ベリネリだけが悪いわけでもないと思うんで…

人事いろいろ

今更ですが。まずティム・ダンカンとウィル・ハーディがアシスタントコーチになったことについて。ダンカンがACというのは流石に全く想像もしていないことで驚きました。しょっちゅう遊びにと言うか稽古つけに来ているので、ダンカンがジムにいる絵面自体は…

サマーリーグ感想

ケルどんうるさい。声でかい、よく喋る、客が少なくて音が通るの三位一体で会場に鳴り響く大声。ただのDREBで「アアアアアオオオオオ!」、ウォーカーのシュートなのに自分でいったかのような「アアアアアアアアア!」、元気の精かお前は。この辺の天然の明…

キャロルがスパーズにやってくる、サマーリーグあれこれ、トンプソンとデュラントの復帰後を予測する

キャロルがスパーズにやってくる ウギャー!楽しみ!2年1200万ドルは安い、のかなあ。多分安いんだけど、今年の相場感覚があまりないのでなんとも言えない。Kは「地味だがかなり効く」系のハードワーカーが好きで好きで……キャロルはまさにその典型でかなり好…

2019年ドラフトーク

荒れた! 荒れた!リアルタイムでは見れませんでしたが、あとで指名一覧をながめながら変な声がいっぱい出た……サンズなんなんだあいつ……。 不作年のドラフトはだいたい荒れますが、それにしても荒れた。2016年を超えてるかも。不作ぶりで言うと、一覧ながめ…

NBA Draft Combineの数値2019、ドラフトロッタリーの新しいオッズはどれぐらいタンキングを抑止したか

NBA Draft Combineの数値2019 とにかくテネシー大のジョーダン・ボーンの身体能力がすごい。特にレーンアジリティ9秒台なんて初めて見ました。驚愕。過去に一人いるみたいですけど。Max Vert以外は全部門で1位、そのMax Vertも1位のジェイレン・レキューに0.…

シーズン終わる、八村塁はNBA Draft Combineに招待されてない?

シーズン終わる スパーズに限っての話ですが。去年のトレードの段階で、今期は昨期よりも弱くなっているので、昨期ギリギリプレーオフ出れる程度のチームだったのだから今期はプレーオフには出れない可能性のほうがずっと高いだろうと思っていました。更にこ…

カーク・ゴールズベリーの"SprawlBall"

ESPNのカーク・ゴールズベリー記者による著書"SprawlBall: A Visual Tour of the New Era of the NBA"が先日発売されました。ゴールズベリーはGrantland出身のライターの中でも特に評価が高く、シューティングの成功率や得点期待値と頻度を合体させたマッピ…

スパーズは育成が命、CEO代替わり、ノビさんトリビュート、他チームの諸々

スパーズは育成が命 ESPNのマイケル・ライト記者の記事。非常にいい内容。スパーズは強い、単に強いのではなく強く居続けてしまっている。リングや都市環境目当てで有力選手が寄ってくるチームでも必ずしもない。ので、その代償として低順位のドラフト指名権…

チームを売れ、野生の王国サンアントニオサファリパーク、カーダシアンの呪いは本物か

あまり更新しないのも何なので。 チームを売れ The Ringer謹製。はー、おもしろ。 この人がオーナーになってからドアマット化したのは事実だし、なんかしょうもない揉め事ばっかりで、ファンが怒るのも無理ない。チームのファンであってオーナーのファンでは…

NBAドラフトにおける高卒エントリー復活の方向性がほぼ確定

USA Todayのジェフ・ジルギット記者の記事。各メディアの取り上げ方を見ても、ほぼ確定情報と思われますが、まだ公式に決まったわけではありません。NBAとNBPAの要人が会合を行い、年齢制限の引き下げといわゆるOne-and-Doneルール(以下1&Dルール)を廃止す…

シーズン半分終わる

スパーズ、ディフェンスがスカスカなので今シーズンは半分勝てないだろうと思っていましたが、だいぶ予想外に勝ち越している。12月に入るまではまあ本当に酷いものでしたが、12月に入ってからは明らかにディフェンスが良くなっている、12月以降現在まででDRt…

シーズン始まる

特段書くこともないんですけども。オフェンスは思ったよりも悪くない。もっとアイソアイソするかと思いきや存外よくボールが回るので、オフェンスは昨期よりも良くなりそうですが、ディフェンスは予想以上に酷い。特にガード陣はリーグ最低レベルでは?ミル…

ジノビリの引退

公式アナウンス。 まずKとしては、特に残念でもなければ悲しくもないです。40過ぎて現役続け散るほうが異様。30代の働き盛りで死んだひとの葬式は悲惨なものですが、90過ぎて老衰で天寿をまっとうしたひとの葬式なんて、明るい、カラッとしたものですよ。そ…

例のトレード

オフィシャルリリース。スパーズからラプターズへレナードとグリーンを出して、ラプターズがスパーズへデローザンとポートルと来年の1巡目指名権(1-20位プロテクト。プロテクトに引っかかった場合は2020年の2巡目指名権と2023年の2巡目指名権)を出す。メデ…

アンダーソンが去る日

流石にうんざりしてきた。 2年前にブログ始めた途端にボナーさんとディアウさんという、NBAで1番目と2番目に好きな選手がスパーズを去っていきなりモチベーション下がってそのまま来ているわけですが、この度3番目に好きな選手がいなくなります。はあ。 スパ…

パーカーが去る日

人は肉体の盛衰を避けることはできない、プロスポーツ選手にとって肉体の衰えはプレーの衰えに直結し、プレーの質がチームの要求にかなわなくなれば優先順位を下げられ、最終的には契約を続けることができなくなるわけです。パーカーの体はもうボロボロでし…

2018年ドラフトーク

スパーズの話 いいんでしょうか、ロニー・ウォーカーって今年の指名候補でもポテンシャルは上から数えて何番目とかのレベルだと思うんですが。なんでここまで落ちてきたのか全くわからん。去年膝の手術をしていて怪我のリスクがどうとか言う話はありますが、…

大学時代のスタッツでNBA入りした後のWin Sharesと最も相関するのは何か、大学選手の成長曲線、ESPNのデータ解析に基づくドラフト候補ランキング

大学時代のスタッツでNBA入りした後のWin Sharesと最も相関するのは何か Three and Layupのトーマス・バシンの記事。Win Sharesを成功の指標として、25歳時のNBAシーズンのWin Sharesとドラフトエントリーした年の大学での成績の相関をとって、どういったス…

今年のNBA Draft Combineの数値

身体測定値などのデータが出ている。シューティングに関してはあまり意味がないので、身体測定値と身体能力値だけ眺めるといいでしょう。 まず、ジョージア工科大のジョシュ・オコーギーという選手の身体能力が飛び抜けているように思います。身体能力値は意…

カイル・アンダーソンの技術

こないだ書こうと思って忘れてたんだけども、BBALLBREAKDOWNのセラー・チレアの記事が非常に出来がいいので読みましょう。カイル・アンダーソンの攻守両面の多彩な技術、インテリジェンスの高さ、サイズの優位を活かすプレーについてこれほど良く書けてるも…

プレーオフ出れてよかったね、オースティン優勝してよかったね、今年のドラフト予想はやらないかも、ルカ・ドンチッチは"mystery"ではない、の話。

プレーオフ出れてよかったね 絶対プレーオフに出るスパーズの光の力と絶対プレーオフに出れないゲイの闇の力の戦いとか適当なこと書いたらここまでもつれてしまった。ゲイの闇の力やばすぎでしょ……。レナードなしでよくここまでやったなとも言えますが、見方…

スパーズのスターターPGがトニー・パーカーからデジョンテ・マレーへ

ついに来るべき時が来た。スパーズは今日のペイサーズ戦でスターターのPGをパーカーからマレーへ変更、しかも怪我のリハビリのための負担軽減目的ではなく、恒常的な変更のようです。SAENのトム・オースボーン記者の記事あたりを読みましょう。 ポポヴィッチ…

NBAはsmallにはならない

small lineupないしsmall ballの拡大 以前「ウィングの質がチームの質を決める、3ウィングが今後主流になる」と書きましたが、今回はそれに関する話をします。 現在NBAにおいてsmall lineupないしsmall ballと呼ばれる戦術が主流になっている、少なくとも将…

バスケの季節

NBAの新シーズン始まる。まだ開幕の2試合とスパーズ対ウルブズ戦しか観てませんが、そんなに暇でもないのでそう何試合も見れない。今年もスパーズを中心に適宜面白そうなのを観る感じでしょうか。 ウォリアーズとロケッツの試合はボックススコアをどう見ても…

日本語版Wikipediaに項目のあるNBA選手のウィングスパンの数値を信用してはいけません

NBA

先日ラスベガスで例の銃乱射事件があって、ラスベガス出身であるレイカーズのスティーブン・ジマーマンが心を痛めている、というニュースを読んで、あれ、ジマーマンって別のチームにいなかったっけ?と全く別のことに気が向いてしまう。なんとも注意散漫な…

今年のGMアンケート

NBA

NBA.comに今年のやつが出ていた。目についた項目について感想。 今日から新しいチームを始めるとして誰でも一人選手を選べるとしたら誰にするか、という項目で今年も一番人気なのがカール=アンソニー・タウンズ。去年よりも票が集まってませんが、まだ若く…

プレータイムの多さが前十字靭帯(ACL)損傷を引き起こすわけではない

Orthopedics誌掲載のOkoroha他の論文。要約を更にざっくり要約して翻訳すると、 前十字靭帯損傷(Anterior Cruciate Ligament Injury 以下ACL損傷)を負ったプレーヤーの、負傷した試合でのプレータイムは、そのシーズンの1試合あたりの平均プレータイムやキ…